レンタルサーバーとプロバイダの違い

プロバイダを利用してホームページを立ち上げるというケースが近年結構増えてきています。これはどういう事なのかというと、プロバイダがレンタルサーバーと同じサーバーの提供及び管理サービスを行っているという事です。
その為、プロバイダのサービスでホームページやブログを立ち上げた人は、レンタルサーバーというのはプロバイダのサービスの一部の事、と誤解している人も結構いるのではないでしょうか。
確かにそういう面もありますが、基本的には誤解と言えます。
プロバイダはあくまでもインターネット接続業者という肩書きであって、サーバー提供サービスは専門ではありません。

 

専門ではないという事は、当然サービスも完全ではないという事です。
その為、プロバイダが提供するサーバーの場合、その容量はかなり小さくなります。
同じ無料のレンタルサーバーと比較しても、容量、サービス内容共に少ないと言えます。
よって、ある程度の規模のホームページを取り扱う場合は、プロバイダではなくレンタルサーバーの利用をお勧めします。

 

また、プロバイダの場合はcgiの利用ができない、大きな制限があるといったケースも多く見受けられます。
cgiが利用できないと、Flash、JavaScriptといった動的な表現ができなくなります。
ブログやホームページ作成において、これは大きな制限と言えるでしょう。

 

こういった制限を承知しており、尚且つ小規模の個人サイトを作るのであれば、プロバイダ提供のサーバーで問題はありません。
ただ、動画を扱ったり、商用利用したりする場合は、レンタルサーバーの利用が必須です。